昨日は染の体験で、大江高校に伺って来ました。
講師は刈谷先生。
京都の北区、鷹峯の奥で、染の体験工房、「瑠璃工房」を運営なさっています。
先生の思いは職育。職人が伝え、後世に残して行くという職育。
職人が動かないとダメとおっしゃいます、、なるほど!
いくら素敵なものでも、完成品を見てるだけでは、それでおしまい。すごいなあだけです。
でも、簡単なことからでも、実際に体験してみると、そこに違ったものが見えてくる!
どういう風にしてこれが出来上がっているのか?
一つを体験するとまた、次の工程への興味が出て、だんだんと理解が深まり、その技術の素晴らしさが分かってくる。
そして、できあがったものへの愛着が生まれ、そこに喜び、楽しみが、生きがいさえ生まれて来る・・・のでないでしょうか?
先生は、素晴らしい技術と共に、その心を若い世代に育んでいってもらいたいとお考えのようです。
今日の染体験は、先生が考案された染の枠に、きれを張って、刷毛でひきぞめを体験して頂きました。
まずは、色づくりから。
出来上がりを想像しながら、自分が好きな色を作っていきます。
若い生徒たちは、やっぱり、ピンクとかブルーとか、イエローなどが人気で、それぞれの個性が出るきれいな染が出来ました。
その後、前もって書いて下さってた、アジサイの花に可愛い色づけをしていきます。
素晴らしい作品が出来上がった後、生徒さんからは様々な質問が出て、この1回でも十分染に興味を持ってくださったようでした。
そして、また次回もやりたいとリクエストも出てましたよ。
私も、この体験は、海外の方や、修学旅行生にも喜ばれると思って、新たに企画してみようと思っています。
9月3日、日曜日に、綾部里山ネットさんで、にょきにょきの杜のイベントをします。
その際にも、先生の染の体験ができますよ。
ぜひ、遊びにおこしください!!! プレゼントにも素敵ですね😊