こんにちは。茉莉花(マツリカ)です。
あっという間に師走を迎えますね。
皆さんの冬の匂い(香り)はどんなイメージですか?
ツンと鼻に抜ける朝の冷たい空気の匂い、ストーブを点けた時の匂い、家路を急ぐ時のシチューの匂い…
香りは私たちの生活に欠かせないものです。特に最近はアロマやフレグランス等々溢れていますね。
香りの歴史は古く、およそ5000年前の古代エジプトでのミイラの防腐剤が発祥と言われています。
日本へは仏教伝来と共に伝わり、平安時代の貴族の文化として広がり日本独特の発展をしました。
聞香(もんこう)は香りの元となる香木を香炉に薫き、その香りを心の中で聞き些細な違いを味わいます。
古典文学を題材に数種類の香木の香りを当てる遊戯の組香と合わせて「香道」となります。
「茶道」「華道」「香道」を日本の伝統文化の「三道」と言われています。
香道にも美しい所作があります。例えば、胸いっぱいに吸い込んだ香りを吐く時には隣の人にその息が掛からないように自身の袖もとに静かに吐きます。
最後になりましたが…香りを聞くという表現ですが、「聞く」という言葉には、耳だけではなくすべての感性を研ぎ澄ませて感じ取るという意味もあります。
おいないなでは、この聞香体験ができます。
感性を研ぎ澄ませて、遥か古代のロマンを感じ、平安貴族になった気分で香りを聞いてみませんか?
ではまた🌼