日本の器

先日ここで一緒にブログを書いているみーちゃんと京都の知り合いに会いに行ってきました。

ランチに連れて行ってもらったお店、京料理 藤本。ミシュランの星も取られているとか!

カウンターの席を予約して下さっていたので、大将の包丁さばきをゆっくりと見れたり、お料理のお話を沢山聞かせていただいたりと、とても楽しませていただきました。

その中でも1番心に残ったのが、器のお話でした。

日本料理は四季をテーマに作られる事が多いです。そこで器はとてもいい役割を果たしてくれる様に思います。

大将が紹介して下った器を少しだけご紹介します。

この器は一つの器です。みる角度で絵柄が全く違うものに見えます。

紅葉柄は秋、桜柄は春という具合に季節の絵柄がお客様に見える様に出します。外側の絵柄だけではなく、内側の絵柄も見る角度を計算して絵付けされているのに感動しました。

お次は斜めに上がった器です。無知な私たちは、「大きな滑り台!」と呼んでいたのですが…汗

これは馬具の一種の「鐙(あぶみ)」を模して作られている様です。

こちらも絵柄が紅葉と桜の花びらで、秋と春に使われているそうです。

そしてこちらの器は「割山椒」と言って山椒の実が割れた時の形を模している様です。

山椒の実が割れるのは秋なので、秋に使われるお皿だそうです。

今まで見た目が綺麗だなぁ〜としか見ていなかった器。ちゃんと説明を聞くと、どれもとても興味深くて、お料理以外にもとても楽しめるランチタイムでした。

美味しかったお料理は、お次のみーちゃんが紹介してくれるかな?😁

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です