根引き松

あけましておめでとうございます。 茉莉花(マツリカ)です。

年末から帰省していた家族がそれぞれの所に戻りホッとしたらもう7日になっていました。

皆さんはお正月だなーと感じるのはいつですか?

スーパーにお正月用品が並び始めた時?大掃除を終えた時?お年玉を用意した時?

私は街中の玄関先に門松や葉牡丹、しめ縄等を見かけた時に実感します。

お正月飾りも地方によって習わしや仕来たりが違いますが、今回は京都の門松を紹介します。

門松は若竹、松、梅のイメージが多いと思いますが、京都では根引き松といって、写真のような根が付いたままの姿です。「成長し続けるように」「地に足が付くように」という願いが込められています。

枝の真ん中あたりに和紙を巻いて水引を結んで門扉等に飾ります。

門松は、歳神様が家へ訪ねる際の目印と言われています。

その為準備をする日、片付ける日はこの日が良しとされている日があります。

12月13日の正月事始め以降ならいつでも良いのですが、12月29日は「二重苦」12月31日は「一夜飾り」にまりますので避けましょう。・・・なので、うちは毎年ギリギリの30日です。

そして片付けをする日は、歳神様がおられる松の内までとされています。関東では1月7日まで、関西は1月15日までとされています。

お正月の迎え方のひとつひとつ、それぞれの地方や家庭によって習わしが違うのも趣きが深いですね。

今年こそ平穏な日々に戻りますように。

では、また🌼

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