北欧諸国の英語力はなぜ高い?

私の英会話スクールで先月から22歳のノルウェーの女性を先生として雇用しました。

彼女の英語力の高さに驚き、ノルウェーにおける英語教育や英語の環境を彼女からヒヤリングしたり調べたりしてみました。

非英語圏でありながら、高い英語力で知られる北欧諸国。

世界の国々の英語力ランキング(※1)では、上位5ヵ国中3ヵ国を北欧の国々(第1位スウェーデン、第4位ノルウェー、第5位デンマーク)が占めています。

理由① 英語と母国語に類似性がある

スウェーデン語やノルウェー語は英語と同じ言語グループに属するため、アルファベットを使う点や文の構造に類似性があります。

とはいえ、文法や発音などが英語と異なる部分も多く、スウェーデンもノルウェーも一般的な家庭では英語ではなく母国語でやりとりしているため、英語を使えるようになるには学習が必要です。

理由② 小学校低学年から英語教育を行なっている

ノルウェーの英語教育開始はさらに早く、小学校1年生から始まります。

小学校での7年間(ノルウェーの小学校は7年間制)、段階を踏みながら英語の基礎的な学習を進めていきいます。

総時間数で見ると、ノルウェーの子供達は小学1〜4年生の4年間でトータル138コマ(約104時間)、小学5〜7年生の3年間で228コマ(約171時間)もの英語教育を受けることになります。ノルウェーでは中学校3年間で227コマ(約170時間)の英語授業がありますが、初等教育の時点でそれ以上の時間をかけて英語教育を行なっているのです。

またノルウェーでは英語学習の初期から、アウトプットの要素をバランスよく盛り込んでいます。

さらに、ノルウェーの小学校では、知識を試すためのペーパーテストは一切行われません。簡単なクイズ形式のミニテストは実施されても、成績を大きく左右するペーパーテストは初等教育では行われません。その代わりに先生達は、宿題や授業に対する子供達の取り組み姿勢をもとに成績を決めます。

理由③ 日常生活で英語に触れる機会が多い

北欧諸国の英語力の高さのもう一つの理由は、日常生活で英語に触れる機会の多さにもあります。

デジタル機器の言語設定は英語

ノルウェー、スウェーデン、デンマークなどの北欧諸国では、パソコンやタブレット、スマートフォンなどのデジタル機器が多くの場合、母国語ではなく英語で言語設定されています。

各国の人口自体が少ないため、現地語ではなく英語で設定されていることが多いのです。こうしたデジタル機器に触れる度、子供達は新しい英語表現に出会い、英語の意味を推測し調べる習慣が作られていきます。

北欧諸国の高い英語力を支えているのは、実践的な早期英語教育と日常生活の中で触れる英語の多さです。

英語に触れる時期と量が、高い英語力を身につけるためには重要なんですね。

なお、エンターテイメント・コンテンツを通じて英語にたくさん触れることは、日本に住んでいても真似できる方法です。英語のアニメなど、子供が楽しめるコンテンツを日常に取り入れると、英語学習の効果がより期待できそうです。

まとめ

北欧諸国の高い英語力を支えているのは、実践的な早期英語教育と日常生活の中で触れる英語の多さです。

英語に触れる時期と量が、高い英語力を身につけるためには重要なんです。

なお、エンターテイメント・コンテンツを通じて英語にたくさん触れることは、日本に住んでいても真似できる方法です。英語のアニメなど、子供が楽しめるコンテンツを日常に取り入れると、英語学習の効果がより期待できそうです。

ノルウェーから来たマルテ先生👩‍🏫

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